水止舞には、奉納唄と呼ばれる唄が九種類あり、笛の音と獅子の踊りと共に唄われます。
水止舞前半最後の「コホホーンの舞」と共に唄われる唄
この寺に施餓鬼あるとは夢しらず、おそく参ればごせうのさわり
水止舞後半では、雌獅子を巡り花籠の間を若獅子と雄獅子が勇壮な踊りを繰り広げ、その際に笛の音に併せて唄われる奉納唄が八種類あります。
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志ゆんさ、かわりへ連れしまわれし、女水止おば今こそここに隠しおかれた
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何と女水止がかくれても大場の隠しで姿見えにめそや
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白金で剣を作りし刃をつけて、女水止、大水止が愛をきらはや
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みわたせば雲もかすみも吹き晴らし、女水止、大水止が舞うぞうれそや
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七つごがへ長のはかまをぬいそめて、清水がはらの、とのにおくられた
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鹿島かわらへ水止を習へと文が来て、習うべもの鹿島六つ切り
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武蔵野のいりにのたつも、ときをへて、のりのお庭で舞うぞうれしき
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我が里に雲も立つやら雨が降る、おいとまもうして、いざ帰もうす